きょるに @kyoruni

ダッシュで奪取

チラシの裏

【PS4】『天穂のサクナヒメ』感想 米は力!アクションゲーム下手でも格好良い動きができてめちゃくちゃ気持ち良い

プラチナトロフィー

やめ時が見つからず、一気にクリアしてしまいました。こんなに時間を忘れて遊んだゲームは久しぶりだ!



  • PS4版を遊んだので、PS4表記にしています。
  • 以下前提として、自分は稲作難易度:普通、戦闘難易度:低で遊びました

タイトル画面

稲作パートが取り上げられがちの本作ですが、ゲームジャンルとしては「アクションRPG」になります。サクナ様は豊穣神なので、良い作物(お米)が育つと力が高まっていきます。

どんなに敵を倒してもサクナ様のレベルは上がりません。強くなるためには勿論、新しい技を覚えるのにも稲作が必要になってきます。

操作も考えることも全然違う2パートを並行して進めていくシステムのお陰で、全編を通して飽きることが全然なかったです。ちょっと戦闘疲れたな〜と思ったら田んぼの様子を見に行く。お米の世話が終わったらダンジョンに戻る。半強制的にメリハリが付き、結果としてめちゃくちゃ良いゲーム体験でした。

ストーリーのこと

島流しされるサクナ様 島流しされるサクナ様

両親の残した財産を食い潰してぐうたら生活を送る豊穣神のサクナ様は、とある失態が原因で数名の人間達と共に「ヒノエ島」という島の調査を命じられます。

最初から最後までど直球なストーリーでしたが、最初は帰りたい帰りたいばかり言っていたサクナ様が豊穣神として立派に成長していく姿は、タマ爺でなくても「おひいさま!!!!」と熱くなってしまうこと請け合い。

こういうのに弱いんですよね……。実際、後半のおひいさまとタマ爺のあるシーンで私は昼間から泣きました。タマ爺すき
タマ爺のところ含めて、後半一気に畳み掛けてくる構成もすごかったです。最後の方はゲームを進めるのが止められなくなってしまいました。

ギスギス 最初は結構ギスギスしています

一緒にヒノエ島に住むメンバー達も、なかなかの濃いキャラ揃いです。

血の繋がった家族というわけでもないため、最初から一枚岩でないのも良いですね。
イベントでも掘り下げはありますが、何より毎日一緒にご飯を食べていますから愛着が湧かないわけない!

いつか美味しいご飯お腹いっぱい食べさせてやるからな

いつか美味しいご飯お腹いっぱい食べさせてやるからな……!

宗教観

個人的に、食事中の会話イベントで人間メンバーそれぞれの宗教観の違いが見えて面白かったです。こういうのもっと見たかったです。

神様

立派になられて……(タマ爺顔)!

稲作パートのこと

初めてのお米作り

発売当時「農林水産省のHPが攻略サイトになる」みたいなことが Twitter のトレンドに入ったりしましたねー。

気温や肥料・稲の病気等、現実世界の稲作が(かなり細かく)ベースになっているとは思うのですが……そこはちゃんと「ゲーム」に落とし込まれているというかなんというか。

田んぼの前にいる田右衛門に話しかければ今何をすれば良いのか教えてもらえますし、ちょっと進めると稲作ヘルプのようなものが見られるようになります。

田右衛門 刀も使えないし農作業もできないけど、ちゃんと話を聞いてあげてほしい

このステータスを育てるにはこの季節にこういうことをすると良いぞ!という情報が得られるので、特定のパラメータが足りないという時は参考になりますね。 現実の稲作と違って多少失敗しても大丈夫なので、あんまり気張らない方が楽しいのではないかと思います。また来年頑張れば良いかな〜みたいな。

他にも田んぼに入っている水の量や水温が分かる等の稲作用スキルを覚えたり、一度にたくさん脱穀できる道具が完成したりもあって、稲作パートは後半になるほど楽になっていきます。

最初の2年間ぐらいはしんどいですが、その分新スキルや道具の「すげー!」感も味わうことができます。もう稲を一本一本植えるのは嫌じゃ……。

やらかし 水を出しっ放しにしたまま外出した結果(やらかし)

稲作パートで特筆すべき点として、鴨がめちゃくちゃ可愛いというものがあります。鴨!

鴨かわいい1
鴨かわいい2

かわいい

鴨 ……。

戦闘パートのこと

こんな時に言われても こんな時に言われても

戦闘パートは、横スクロール3Dアクションです。隠された宝箱を見つける探索要素、サクナ様の羽衣で壁にくっ付いたり、ターザンのように移動したりというワイヤーアクション要素もあります。
毎日のご飯に使う食材もダンジョンにあるので、避けては通れません。お米だけだと寂しいから、野菜とかお茶とか欲しくなりますよね……!

自分は、アクションゲームがめちゃくちゃ苦手です。どのぐらい苦手かというとスマブラの CPU レベル2と良い勝負なぐらい……(伝われ)。なので、稲作が楽しくてもアクションパートで詰んでしまうのではないかという不安がありました。

戦闘パート

結論から言ってしまうと、アクションパート楽しかったです!

最初こそ防戦・持久戦のようになりイマイチ盛り上がりに欠けたのですが(アクションゲーム得意な人は、この時点から羽衣アクションで格好いい立ち回りをしていました)……技が増えたり装備が増えたり、単純にサクナ様のステータスが上がって多少の無茶ができるようになると一変。

強い技でゴリ押し、適当にボタンを押してもなんとなくコンボが繋がる、羽衣で飛び回っているのが何より楽しい & 格好良い!

下手でも見栄えが良いアクションができるので、やっていることがあまり変わっていなくても「自分、上達したのでは?」という気持ちにさせてくれました。アクションゲーム下手くその民からすると、この感覚はめちゃくちゃ新鮮でドキドキしましたよ……!

とにかくゲーム苦手な人は 「登鯉(のぼりごい)」 という技を覚えておいて下さい。どんな場面でも登鯉さえあればどうにかなります。クリアできない人のための救済措置なのではないかというぐらい強かった。ありがとう登鯉。

トロフィーのこと

トロフィー大好き人間なので、トロフィーの話をします!

作業的トロフィーはなく、普通にストーリーを進めていれば大半のトロフィーは手に入ると思います。

ホームラン神:五連衝突を成功させた

吹き飛ばした敵を別の敵にぶつけることで、「衝突」になります。これが連続で5回発生すると達成……なのですが、アクションゲーム苦手の民にはもう正攻法では無理です。

「跳占地の森」に勢いよくぶつかると跳ね返されるキノコがあるので、これに雀を誘導して取得するのが一番簡単なのではないかと思います。雀がキノコと床の間?で跳ね返りまくり、そんな中流れるトロフィー取得音。シュールでした。

花咲かのサクナヒメ:花咲かサクナをクリアした

タワーディフェンス的なミニゲームです。ここでも 「登鯉」 大活躍です。

花咲かサクナ

中央に陣取って、リキャストに合わせて登鯉しているだけでクリアできました。難易度がというより、単純に物量がすごくて結構しんどかったです(それでも他のゲームの作業系トロフィー等に比べたら超楽です)。

ヒノエ島開拓記:総合探索度が最大になった

各ダンジョンには宝箱を見つける、ゲーム内で夜の時間にボスを倒す等の「探索目標」が設定されていて、それを全て埋めるのが目標になります。「○○秒以内にボスを倒す」という絶望しかない目標もありますが、サクナ様が強くなるとほぼ一撃で倒してしまったりするのであまり気にしなくて良いです。

■ 兎栖の丘:技を駆使して一定の高度に到達する

自分は雀に羽衣を使って取りましたが、「飛燕」を習得しているのであれば、ジャンプして上方向に飛燕すれば良いのではないかと思います。

■ 水惑いの谷:踏破する(120秒以内)

途中にショートカット地点が存在するので、それを使うと時間に余裕を持ってクリアできます。
ここもそうですが、「飛燕」があれば空中で飛距離を稼げるので探索が結構楽になります。アクションゲーム苦手の民は、習得したら是非セットを。

■ 赤出の秘湯:秘薬の素を入手する

あまりにも確率が低いのか、これが最後まで残りました。
採取時は装備と食事で運ステータスをゴリゴリ盛っていましたが、効果があったのかは不明。

天返宮:天返宮の最深層をクリアした

クリア前から挑戦はできますが、実質クリア後のやり込みダンジョンです。ひたすら敵を倒し、奥に潜るのみ。単純明快。
トロフィー的には100層のクリアが必要です。

サクナ様

正直、難易度を下げていることもあって本編開始からここまで 一度も私のサクナ様が倒されたことはなかったのですが、ここの95層「アシグモ」、100層「サクナ」で初めてゴリ押しができず困った記憶があります。個人的にはサクナ様よりアシグモが強かった‥‥!


ゲーム下手の「アシグモ」対策
  • (次の「サクナ」もそうですが)この時点で手に入る装備であれば、スキル消費の減る「波の狩猟着」安定。
  • ここまでの道中はスーパーアーマーが付く「熊革の袴」がゴリ押しできて良いですが、ここはスキルを多く撃つ関係上、手数を増やしたいので。
  • まずは羽衣技の「異世送り・動」を当てて素早さを下げる。「アシグモ」は動きが速いので、これだけで結構楽になる。
  • 余裕があれば「異世送り・力」も掛けて攻撃力を下げたい。
  • 攻撃するのはデバフを掛けて「登鯉」等で怯みを取ってから。欲張るとしぬ。

ゲーム下手の「サクナ」対策
  • 近付かれるとなんかすごいコンボ決められて痛いので、常に距離を取り続けること。近付かれたら「登鯉」。
  • 基本的に自分から攻撃はしない。めちゃくちゃ時間はかかるけど、アクションゲーム下手なので仕方ない。
  • 「登鯉」で隙を作れたら、羽衣技の「毒冠」で毒状態を与える。効果中は「登鯉」しつつ逃げ回り、毒のスリップダメージで倒すことを狙う。
  • 余裕があったら各種「異世送り」でデバフ付与して事故を防ぐ。
  • 敵のサクナ様の攻撃がかすったりしてダメージを受けたら、羽衣技「魂移し」で回復。

玄米飯

道中は、力ステータス盛ってゴリ押しでなんとかなりました。玄米飯は力だ(そのまんま)。

微妙だったこと

総じて面白かった!と言えるゲームだったのですが、敢えて挙げるなら

  • 冬は稲作できないので探索しかやることがなく、アイテムも充実してくる後半ではただただ休んで時間を飛ばすようになってしまった
  • 冬にしかできない何かがあれば良かったかも(忙しすぎ?)。
  • 作った献立図鑑のようなものが欲しかった:収集癖……!
  • 献立を決める時、食材の消費期限表示が欲しかった(それか、期限の近いものが赤文字になるとか):どれを優先して消費すべきなのか判断できなかった

※ 上記、もしかするとアップデートで改善されるかもしれません。

序盤について

シミュレーションものあるあるですが、序盤が一番キツイかもしれません。ここで投げ出してしまうの本当に勿体無いので、ちょっとヒント的なものを……

  • 稲作つらい:稲作スキルを覚えるとどんどん楽になります。田起こし具合が見えるスキルは革命。2年目ぐらいまでは我慢(多少適当でも良いかも)。
  • お米全然取れなくてつらい:ゲームを進めると田んぼが増えます。田んぼが増えると収穫できるお米の量も増えていくので、それまでは我慢。最終的にお米はめちゃくちゃ余る。
  • 戦闘つらい:登鯉先生がなんとかしてくれる
  • 夜の探索、(目が)つらい:ゲームを進めると周囲を明るくするアイテムが手に入るので、それまでは我慢。暗くなったら寝るぐらいでも良いかも。

まとめ

最後のお米 最後に作ったお米!

  • 稲作パートとアクションパートでメリハリが付いて、飽きにくい構造!
  • アクションゲーム下手くそ野郎でも、簡単操作で格好良い動きができて満足!
  • ストーリーは後半めちゃくちゃ熱い!ゲームを進める手が止められなかった
  • タマ爺はいいぞ
  • タマ爺はいいぞ

続編?スピンオフ?匂わせっぽい描写もあったので期待しています!たくさん楽しませていただきました。