手に取った理由
- AWS アレルギーを克服したい!
- 自分のレベル感:コンソールでボタン1つ押すのすら怖い、AWS?めっちゃ課金されたりするって聞いたことがありますよ 怖い……
内容
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AWS 上で、WordPress を動かすところまでハンズオン
- キーワード:EC2、Apache、MariaDB、DNS、NAT、サブネット
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ネットワーク周りの話もちょこっと
- 自分が行った作業と関連付けてくれているので、説明が頭に入ってきやすい
- 本当にちょこっとなので、ちゃんと勉強したければ別途専用の本を買おう
感想
良かった点
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ハンズオンパートは、手取り足取り
- とにかく「書かれている通りに操作すれば良い」のがありがたかったです!まだ自分で考えて構築するという領域にまで全然達せていないので。
- 操作箇所をスクショで示してくれているのも良かったです。
- 仕事で使う手順書などでは細かい部分が省かれていて、初めてボタンを押すときは必要以上に不安になったりしました。
- が、この本では「次へ進むボタンを押します」まで手順に含めてくれているので、不安になることがないと思います。このボタン押して良いのね!が明確な安心感。
- 「これは使い終わったら削除しましょう」も書いてありました。課金怖かったので助かりました。
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サクサク読める
- 手を動かすパート & スクショ画像が大半のためサクサク進み、積読になりにくいのではないかと思います。
- 1章ずつ読んでいたのですが、各章の文量も少なめで読みやすかったです。自分はさらさら読んで 1章30分 ぐらいでした。
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初心者向け!
- SSH 正直よく分かってない!踏み台サーバーって何?レベルの知識でしたが、概念をほんのり理解できました。
- よく分からないまま仕事で使っていたので、これは嬉しかったです。
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今何をやっているのかが明確
- 作業していると、「自分は今何をしているんだっけ?」ということが多々あるのではないかと思います。自分はあります。
- 何かをするときは「これを作りますよ」、終わったら「今作ったものはこんな感じになっていますよ」の解説が入るので、自分が何をしているのか意識しながら作業できました。
微妙な点
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細かい説明は省かれているので、応用は効かなさそう
- 本当に「AWS触ってみようぜ!」という部分に特化しているため、自分で設定できる人、仕事でちょっと触ったことあるよという人には得るものがあまりないと思います。
- WordPress の起動までを最短距離で進むので、他のサービスや設定項目等の解説はほぼありません。ここを知りたければ、別の本で補う必要があります。
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本の構成が、ちょっと読みづらい
- 次のページにある解説に対応した画像が、前のページに載っていたりすることがあり何度か迷子になりました。
- 画像が大きいので、規定のページ内に収めるためには仕方ないのかな 慣れてきたら大丈夫でしたが……
メモ
- 入門書ですらなんか難しいぜ!という人にはめちゃくちゃおすすめです。具体的に言うと自分です。
- 積読族なので、1冊読了できた!という成功体験が得られたのも良かったです。この調子で崩していこう。